短期トレード売買記録(2025/12/12 -10,300円)

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売買記録

[212A]フィットイージー
2025/12/11:買建[¥2,350.0]x200株→2025/12/12:売埋[¥2,361.0]=損益[¥2,200]

[7827]オービス
2025/12/11:買建[¥1,668.0]x200株→2025/12/12:売埋[¥1,667.0]=損益[¥-200]

[9743]丹青社
2025/12/11:買建[¥1,391.0]x400株→2025/12/12:売埋[¥1,415.0]=損益[¥9,600]

[3955]イムラ
2025/12/11:売建[¥999.0]x300株→2025/12/12:買埋[¥992.0]=損益[¥2,100]

[6309]巴工業
2025/12/11:売建[¥1,754.0]x300株→2025/12/12:買埋[¥1,834.0]=損益[¥-24,000]

新規建て時のコメント

[6309]巴工業のPO(公募売り出し)について詳しく調べてみました。全部書くと長くなるのですが、要約すると以下の通りです。

  • 金融機関や創業家が持つ大量の株から合計179万株をみずほ証券が一旦買い取り
  • みずほ証券が一般の投資家に公募売り出しをする
  • ディスカウントした価格設定がされるので、一般の投資家はその安い価格で買うかどうかを事前に決めて申し込む
  • 申し込んだ投資家は受渡期日にその価格で株を買える(強制的に買わされる)
  • 大量に市場に株が供給されるので巴工業は必要に応じて60万株を上限に自社株買いで下支え

「安く買える上に自社株買いで支えてくれるなら、申し込みが当たれば絶対もうかるのでは?!」と思うかもしれませんが、市場に株が大量に放出されることが確定するので株価は確実に下がります。そして「市場の株価のほうが安いのでやっぱり買わないです」ということもできず強制的に買わされます。要するにディスカウントした公募価格と、受渡期日の実際の株価のどちらが高いかを当てるゲームです。IPOと似た仕組みですが、仕組みが意外に複雑かつ地味なのであまり宣伝されません。

重要なのはこの次で、株価が実際にどうなるかは誰も予想できませんが、その株の売り手と買い手の構成、つまり需給は完全に予想できます。POに申し込む投資家は上記のようなギャンブルで申し込んでいるため「いつ利確するか?」しか考えていません。この基準は公募価格です。公募価格以上である限り強力な売り圧力にさらされます。一方で60万株という大量の自社株買い枠があります。実際IR発表で11月におよそ37万株を自社株買いしたことが発表されています。自社株買いする理由はPOにより下落した株価の下支えですので、PO発表時点の株価が基準となります。ここを下回る限り常に買い圧力が発生します。要するに強力なレンジが形成される需給状態ということです。レンジ相場だと空売りは効果的に機能するため、ここは果敢にエントリーします。

もっとも、市場の期待を上回るサプライズ決済になって値上がりするリスクは常にあって、「確実に儲かる」と言うつもりは1ミリもないのですが、とにかく確率分布と期待値で勝ちに行くスタイルですので、それが起こったら仕方がないです。空売りする機会はたくさんあるので次へ行きます。

もう一つキーになるのがMBOやTOBのリスクはほぼ無くなっているという点です。わざわざ市場に株を放出しているわけですからMBOするはずがありませんし、TOBが打診されている中でPOするのも全く合理性がない、全く事前の交渉も通知なしでいきなり敵対的TOBというのはもっと考えにくいしPO後にTOBするのも実務的に不可能、ということで私の空売り手法で最も恐れなければいけない買収リスクがゼロなのが過去最大ロットで空売りした理由です。

そんなことを考えて空売りしたら「サプライズ決算」のリストに上がってしまいまして、PTS取引で1900円まで上がってしまいました。PTSはオーバーシュートしがちなので明日の寄り付きはもう少しマイルドになるかと思いますが、-50,000円くらいになりそう。まぁこういうときもあります。手痛い損失ですが同じく決算跨ぎの売り建てで「逆サプライズで失望売り+62,000円」とかいう実績も過去にはあるのでとにかく数をこなして経験値を貯めていくことが重要でしょう。

アルパカ先生
アルパカ先生

今回はPOと需給と買収リスクの勉強ができたので次へ行きましょう。

決済後のコメント

[6309]巴工業がPTSからだいぶ値を戻しての着地でしたので、それほどの大爆死にはならなかったようです。終値では昨日とほぼ同じ、ということで「持っていれば損しなかったのでは?」と考えがちですが、その逆に好決算で日中ガンガン上がっていってしまう銘柄もたくさん目にしているので「決算発表直前に買い、直後に売る」というスタイルを堅持します。決算発表前の決済でも、決算跨ぎであっても、逃げ足を早くするというのが決算プレイの投資法の絶対的ルールです。早く逃げれば儲けも損失もしっかり想定内に収まってきます。

サプライズ決算でも+5%程度、というのが好業績銘柄の特徴です。平均を考えると決算跨ぎで株価は下がります。業績がいいのに材料出尽くしで決算で下がるのは株式市場では広く知られた現象です。だからと言って、これを狙って業績がいい企業(のうちで空売り可能で買収リスクが低い銘柄)全部を空売り、それも決算跨ぎでホールドするというのはなかなか誰でもできる取引、というわけではないようです。

GPT曰く、連日数万円のプラスとマイナスを目にしながら冷静に標準偏差の範囲内かどうか、などと涼しい顔ができるのは相当メンタルを鍛えていないとできないと。しかし現物不動産もやっている私から言わせてもらえば、どんなに小規模な物件でも数百万円をいったん支払った後に一か月待ってようやく数万円の家賃が入ってくる中である日突然20万円の請求書が普通にメールで送られてくる(本当に突然「業者から修理費20万円て言われていますので支払お願いします」って言われる)世界にいますので、数万円のプラスマイナスは完全に誤差範囲でしかも自分の売買結果なので内容はともかくタイミングは予測可能です。個々の取引は興味が無く、長期的に見て手法が正しいか誤っているかだけが興味の対象です。そういう意味では先月の10連勝などはさすがに異常値で、今月のような負けも合わせると納得の勝率です。

それにしても、PTSで価格がオーバーシュートするのは恒例なので、サプライズ決算のリスト見てからPTSで行き過ぎた価格で空売りあるいは買い(失望決算の場合)を入れて翌朝寄りつきで値戻ししたところで決済、とすれば儲かるんじゃないか?などと考えてしまいます。ザラ場取引になるので私はやりませんが。

アルパカ先生
アルパカ先生

不動産投資やると金銭感覚がバグります。バグった金銭感覚は株式投資にもってこいです。

※本ブログは私の投資結果および研究成果を記録するものであり、特定の投資商品や銘柄を推奨するものではありません。

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