結果
今月の短期トレードの結果はタイトルの通り、¥115,400のプラスでした。口座への最初の入金は50万円でその後追加して100万円まで増額。そして以下の記事の通り9月までに20万円弱増やしていたので120万円を一か月で131万円に増やしたことになります。単月利回り9%ほどです。
この一か月の取引結果は下のほうにまとめてあります。
インデックス投資との比較
もちろん、何も考えずに日経平均ETF買っていれば今月はそちらのほうがパフォーマンスは上だったのですが、実質的に半導体株指数になりつつある日経平均株価はインデックスとしての機能を失いつつあります。以前はファストリ指数とか言われていましたから流行りの大型株やテーマ株を追いかける人には有用でしょう。ただし今、日経平均を買っている人で「毎日株価が上がって安心」という人はいないと思います。あまりにも急に上げすぎで皆いつ下がるかとビクビクしているはず。
個別株の投資の場合は東証株価指数(TOPIX)を指標とするほうが妥当性が高く、今月のTOPIXは6.85%の上昇でした。連日爆上げを繰り返す日経平均に比べるとなんともおとなしい感じですが、我々のような個別株投資家の体感に近いのではないでしょうか?
TOPIXにもいろいろ欠点はあるのですが、東証の1700銘柄の時価総額ベースで算出される値であるため、少なくとも日経平均のような「ニュースで株が上がってるって言うけど俺の持ってる株は一つも上がっていないぞ?」という乖離は起こりにくいです。
TOPIXの6.85%上昇と言ってもこれはかなりのハイペースで、仮にずっと続くと1年でTOPIXが2.2倍になってしまう計算になります。TOPIXは時価総額ですからそんなことが起こるわけがありません。「近い将来いずれ株バブルが崩壊する」とかそういう話ではなく、年に何回かは当然のようにマイナスになる月があるはずです。
相対利回り
重要なのはTOPIXに対して私の投資成績が相対で2.4ポイント勝っているという事実です。この相対の勝ちを常に続けることだけが唯一の個別株の意味であり、相対で2ポイントを超えていれば、平成バブル崩壊もリーマンショックも難なく乗り越えられます。なぜかというと、一か月で資産が2%増えることを10年間繰り返すと資産が10倍になりますので、平成バブルの最高地点でTOPIXが2884ポイントからバブル崩壊後13年かけて695ポイントまで4分の1に落ちてもなお資産は3倍以上になっていることを意味します。私が株の研究をして毎日売買を繰り返しているのも、この相対+2ポイントのためです。
市況の悪化で私の資産が一時的に減ることももちろんあるでしょうが、インデックスをはるかに上回る「回復力」がありますのですぐに資産は取り戻し、その後の市場の上昇に乗ってさらに資産を増やせます。
再現性
10倍株だとか「3年で100万円が1億に」なんて話は夢がありますが、宝くじに当たったのと同じで再現性がありません。宝くじで1億円当たった人は言うまでもなく運が良かっただけで「何か当選するためのコツや運用基準があるはずだ。」と真剣に疑う人はいないと思います。「底辺派遣社員だった私が年末ジャンボ宝くじで1億稼いだ話」など出版しても買う人はいません。一方で株の話になると信じる人がいて本やネットニュースになります。繰り返しになりますがほぼ運です。もっともその逆に「どれだけ運が良くても絶対にお金が増えない誤った投資法」は無数にあるので、宝くじみたいなことが起こりえる手法を一例として知っておくことは否定しません。
いろいろな投資家の本やブログや動画を見る限り、相対での年利+20%というのがサラリーマン投資家が再現性を担保しつつ仕事の傍らで収益を上げられる一つの上限らしく、私もそこを目指します。私の今の方法が本当に再現性ある仕組みなのかどうかはまだ検証中ですが、このブログはそれを記録するメディアとして機能してくれることでしょう。
上記の1億円の話の余談ですけど、過去に読んだことがあるデイトレードの本の著者によると、株の利益だけで生活しているデイトレード上級者の人々にとっては「100万円を1億円にする」のはメンバーならだれでもできる簡単な事だそうです。株だけで生活しているくらいですから考えてみれば当然のこと。ただしそれは株式投資に人生をささげて10年突き詰めた達人の領域の話であって、すでに数億~数十億の資産を持ってお金と無縁の生活ができるからこそ成り立つ話。高々100万円とか300万円しか用意できない一般労働者がマネできる話ではありません。どうやってメダルを取るか研究を続けているマラソン選手の話を聞いたところで、我々は42.195kmを走り切るどころか、10km地点すらたどり着けないのと同じことです。我々が今やるべきことは毎日5kmのランニングからです。
今月の失敗
恐らく世間の一般サラリーマンの中でもかなり残業が多い職種(半導体関係の研究開発職)である中で、朝、昼休み、夜、でこれらのオペレーションをまわすのはかなり大変で、今月も2つほどやらかしました。
買う日を間違える
2025/10/09の決済分ですが、前日の8日には「買いたいと思える銘柄がない」ということでスマホアプリ楽天iSPEEDの「お気に入り」メモ欄に8日の項目を用意していませんでした。7日の売埋発注後にそのまま隣にある9日の決算発表分を買ってしまいました。株価は伸びたので結果的にはプラスでしたが、損失になる可能性もあったわけで、これはやってはいけないミスです。
買う銘柄がない日も「お気に入り」のページを空欄にする運用を始めました。
ニュースを見逃す
2025/10/27に買いエントリーした[8218]コメリですが、「ニュース」欄に売り上げ前月比減の記述があることを見逃しました。この「ニュース」欄は普段はIR公開情報の後追いばかりで新しい報道など何もないのでほとんど無視していたのですが、こういう事もあります。
発注直前に確認する項目にiSPEEDの「ニュース」タブを追加しました。ちなみに買う直前(=決算発表前日)に見る項目はほかに「IRで利益予測・訂正や前月売上情報等を出していないか」「株価や出来高で通常の取引では説明できない変な動きをしていないか」「貸借倍率の急変はないか」などを見ています。
イレギュラーな動きで利益や損失を出すと私の投資法の再現性検証に対して多大なノイズとなるので、とにかく避けたいのです。

ここ半年で「株価は上がるか下がるか分からないもの」という思い込みを消し去ることができたのは大きいです。私が上がると思った株は平均すると上がりますし、下がると思った株は平均すると下がります。確率分布で考えることができるようになりました。
ミスをすると直ちに損失になりますので最も恐ろしいのは株価の下落ではなくミスです。株価の下落は管理の対象ですので全く怖くありません。
スキャルピングでもデイトレードでもスイングトレードでも時間軸が違うだけで株で利益を出している人がやっていることは皆同じです。
空売りの成績
11万円強の利益のうち、空売りによるものは¥47,600でした。たった4件なのに!
この理由は決算跨ぎで空売りするため、決算直後の最もボラが大きいタイミングで決済するため損益が拡大するからです。もっともっと空売り件数を増やしてマーケットニュートラル戦略をとるとTOPIXの動きすら無視できるので魅力的ですが、そうすると利益も損失もほとんどが空売りに支配されることになって、いくら何でもハイリスクな気もするので、今後の空売り割合をどうしていくかは考えどころです。
ちなみに9月までの投資でも8件で¥30,700利益が出ていて、初心者殺しと言われる空売りでも安定して利益を出しています。大引けで空売りして、必ず翌日寄り付きで買埋する運用をしているので、いうほど大きなリスクを取っていないから、ということもあります。もちろんロットは下げて、ストップ高が来ても致命傷を負わないように心がけています。
手数料や税金など
私のメイン口座は楽天証券ですので手数料はゼロです。また信用取引には金利等がかかりますが、その合計は今月は¥2,917です。このブログでの日々の収支の報告には面倒なので入れていませんが、これを入れたからと言って11万円超の収益からすると概ね無視できる金額です。その理由は、決算前日に買って、そのまま翌日売ってしまうので保有期間が短く、金利がほとんどかからないからです。何も買わない日も多いので、そういう日は当然金利も貸株料もかかりません。

空売りと言えば怖いのが逆日歩ですが、決算発表直前に空売りする酔狂な奴はそうそういないようで、基本的に逆日歩は発生しません。むしろ私が買埋した直後に悪い決算を見て空売り勢が殺到してその日に逆日歩、なんて銘柄は見ますね。
むしろ収益を大きく押し下げるのは税金です。とはいえ、給料でも税金は取られるし、長期トレードでも売却時に一気に持っていかれることを考えると、こまめに売買してその収益から細かく税金を取られることは、含み益や含み損で冷静な投資判断力をわずかでも失うリスクから考えると必要経費みたいなものです。
税金は資金効率を悪化させるからこまめに売るな、という意見は「課税繰り延べ効果」と言って会計上は完全に正しいですが、不動産経営のように全財産に借金まで加えて全力投下するわけではないので、繰り延べを期待してもそれほど意味がありません。
売買記録のリンクまとめ
2025/10/31 -2,300円
2025/10/30 +26,200円
2025/10/29 +800円
2025/10/28 -14,000円
2025/10/27 +24,800円
2025/10/24 +17,700円
2025/10/23 +3,400円
2025/10/20 -900円
2025/10/17 -6,000円
2025/10/15 +35,600円
2025/10/14 -4,500円
2025/10/10 +11,300円
2025/10/09 +24,600円
2025/10/07 -2,800円
2025/10/06 +1,500円
※本ブログは私の投資結果および研究成果を記録するものであり、特定の投資商品や銘柄を推奨するものではありません。


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