2月の短期トレード結果まとめと考察(+25,530円)

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結果

今月の短期トレードの結果は、¥25,530のプラスでした。空売り後のサプライズ決算による大損失を2発も食らったので今月はマイナスかと思いましたが、結局、最後合算してみると意外にも先月と同様の微増でした。

今月前半は、四半期決算のサイクルに合わせて年に4回ある繁忙期でしたのでとても忙しかったですが、いつもと違う値動きに翻弄された一ヶ月でした。

この一か月の取引結果は下のほうにまとめてあります。

買いと売りの個別成績

毎月やっているように損益を「買建」と「売建(空売り)」に分けてみました。

買建=¥201,150
売建=¥-175,620

相場が急上昇したこともあって空売りが全く機能しなかった月ですが、その急上昇で買い側が大きく値を伸ばしていたのですね。

ひたすら上がった株価

完全に先月と逆です。買い側でとにかく簡単に儲かり、空売りした銘柄はことごとく値上がりして損失でした。

今月は衆院選の影響で「何を買っても儲かる」という相場でしたので、そのようになっていたのも納得です。しかし、どの銘柄も利益が+1万円程度と緩やかなため、体感的に大きかった空売りのマイナスに感覚が引っ張られて「今月はだめだな~」などと思ってしまいます。

空売りでサプライズ決算を踏んでしまって大きな損害が出るのはそもそも私の投資において「設計の範囲内」ではあるのですが、それを埋めるはずの普段の空売りの利益が全く出ないのが辛い一ヶ月でした。ところがその反対に買い側でめちゃくちゃ儲かっていたんですね。

感覚で相場や手法を判断する危険性

今月の投資において決算発表跨ぎで空売りした以下の2つの銘柄

2026-02-03 [7236]ティラド ¥-105,000
2026-02-10 [7826]フルヤ金属¥-140,500

のように大きな損害が出ると、多くの投資家はこれだけで「このやり方はやっぱりダメだ、やめよう」等と判断してしまいがちです。

私の場合は過去の累計で平均して多くの利益が出ていることと、そもそも投資は分散による「平均とばらつきの世界」であることを理解していたため多少の損害が出たところで動じずに投資方針を堅持できました。しかしながら、そもそも今月は損害ですらなかった、という始末です。

ところが、ちょっと損をした程度で投資方針を変えてしまうと、いつまでたっても投資の軸が定まらず、私が最近言及している「短期の学習効果仮説」にハマって

最初はちょっと儲かるけど、あとはずっと損をし続けて、諦めて別の手法を試す

というループに陥りがちです。初心者が、株だけでなく投資信託なども含めたあらゆる資産運用で損をしてしまう定番パターンです。

マーケットニュートラルの効果

厳密なマーケットニュートラル運用をしているわけではないですが、私は短期の売買において買いと売りの両方のポジションを持つように心がけています。もちろん別々の銘柄で、です。

これにより、空売りで利益を出すスタイルの私の投資法であっても、今月のように上げ相場でも買い側で一定の利益を得ることができるようになります。もちろん相場下落時は買い側で損失となりますが、その分、空売りした銘柄も大きく下げて利益になるのでやはり儲かります。

要するに
「市場平均より相対的に上昇するだろう銘柄を買い」
「市場平均より相対的に下落するだろう銘柄を売り」

としてこれを組み合わせることで、相場の上昇下降の影響を避けることができる、という仕組みです。

下げ相場でも損しない仕組み

投資において初心者は「どうやって儲けるか」ということだけに注目してしまいがちです。しかし株式投資の場合、きちんと儲かっている実績ある会社を選んで買う限りにおいて(※)は、損益の大半は市場全体の値動きの影響を受けます。
※セカンドIPO投資や「低位株を買って跳ねるまで待つ」投資などは全く別世界の話です

ここ数年のボーナス相場において、株で儲けに儲けた資産であっても、何も対策をしていないといつか来る下げ相場で、大きく資産を減らしてしまいます。そういう時に「どうやってやられずに済むか」ということを考えて、今のうちに仕組みまで構築しておくことが必要です。最悪なのがショック相場で狼狽売りして、底値で手放してしまうことです。

上げ相場では市場の流れに追従し、下げ相場では耐える、一見シンプルですがこれができれば無限に資産が増え続けるので文字通り億万長者になれます。空売りだけが正解ではありません。下げ相場で耐えるには他にもいろいろ方法があります。

アルパカ先生
アルパカ先生

専業の個人投資家は口をそろえて言いますね「【儲ける】のは簡単だが【損しない】ことの方がずっと難しい」と。

今月の失敗

今月から楽天証券の「リザーブ発注」を使い始めました。私の投資法の様な取引時刻を指定する売買をしたい場合に、その発注を時間予約できるという大変都合の良い注文方法です。

決算発表時刻が不定な一部銘柄の空売りを除いて、すべて事前に発注できるようになったことで、昼休みの短い時間で必死に注文を流す必要がなくなったのはありがたいです。また、大引けの買い注文をぎりぎりに出せるようになったことで、買い付け余力を使い切るオペレーションが大幅に簡略化されました。

しかし慣れない注文方法であるため、それに起因するミスがありました。

誤ってザラ場で成行買い

2026-02-06 [4826]CIJ

上記銘柄において、決算発表前日の買いを15時に予約したのですが「引け」ではなくデフォルト設定の「成行」にしてしまいました。その日は493円の終値だったのですが、板に合わせて小分けに買うことになって平均取得単価が493.85円となり、ちょっと高めに買うことに。1000株だったので850円の損失でした。

金額的にはほぼ誤差ですが、ミスには違いありません。

値幅制限値が変わって「出来ず」になる

こちらの記事にも書きましたが

[8848]レオパレス21

を決算発表日に合わせて空売りするつもりでした。

ここで過去の話をすると「リザーブ発注」を使う前は値幅制限いっぱいの金額を指値して「大引け不成」の注文をしていました。というのも本当は「大引けの終値で成行注文」をしたいのですが、注文方式に「引け」はあっても「大引け」が無いため、朝のうちに発注しようとすると方法が無く、唯一見つけたのが「値幅制限いっぱいでの大引け不成注文」でした。

値幅制限いっぱいなのでS高あるいはS安にならない限り約定しません。決算前ですので、S高/S安になることはほとんど想定する必要が無く、決済しません。結果的に不成となり、次の条件である「大引け」で成り行き注文となります。こうすることで終値が売買できます。

さて、話を戻すと、こうして今まで「大引け不成」で注文を出していましたが、今回も同様にS安指値で空売り予約注文しました。とはいえこの日は仕事の都合で注文処理をする時間が取れなかったので、さらに一日前に注文を流しました。そして前日に株価がたまたま上がります。すると値幅制限も上がりました。そして翌日に予約通りの「(前日基準の)S安指値の大引け不成」の空売りが発射されます。

すると何が起こるか。結果的に「値幅制限を超えた安値の指値注文」が行われることになり、注文自体が成り立たず「出来ず」になります。これでは売れません。

エントリー側でのミスだったので「入れない」だけの機会損失でしたが、もしこの手のミスがイグジット側だったら逃げ遅れて大変なことになっていました

営業日を跨ぐリザーブ注文と指値における値幅制限のメカニズムを理解できたミスでした。

オペレーションミスが明らかに減っている

いずれのミスもマイナーなものですが、やはり繁忙期にミスゼロというのは難しいです。しかしミスの数も被害の大きさも確実に減ってきていることを感じます。

株の短期売買を始めて3回目の繁忙期でしたが、今月はメジャーなミスはゼロです。最初の方は大きなミスで数万円の損失だったりしました。次回の繁忙期は完全にゼロになるかもしれません。

今でこそ一回の売買が高々数十万円なのでミスしても損害も限定的ですが、将来的にロットを上げて一つ一つの売買が一千万円規模になってくると一つのミスでの損失が百万円単位になりかねません。それまでに絶対にオペミスしない状態にしておく必要があります。

売買記録のリンクまとめ

2026/02/16 +55,200円
2026/02/13 -77,300円
2026/02/12 +100,500円
2026/02/10 -94,600円
2026/02/09 +11,650円
2026/02/06 +4,900円
2026/02/05 +64,500円
2026/02/04 +6,700円
2026/02/03 -94,400円
2026/02/02 +39,800円

※本ブログは私の投資結果および研究成果を記録するものであり、特定の投資商品や銘柄を推奨するものではありません。

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